・ちゅーるが本当に犬の体に悪いのか気になる
・愛犬が喜ぶちゅーるを与えたいが、健康への影響が心配
・安全なちゅーるの選び方がわからない
このようなお悩みを解決する記事です。
愛犬のために良かれと思って与えているちゅーるが、実は体に悪いかもしれない…そんな不安を感じている飼い主さんは多いです。
安心してください!
ちゅーるは適切に選び、与え方に気をつければ、愛犬の健康的なおやつになるんです。
この記事では、ちゅーるが体に悪いと言われる理由と与える際の4つの注意点について解説しています。
ちゅーるのメリット・デメリットを理解して愛犬にちゅーるを与えましょう。
\\ この記事で紹介しているオススメおやつ //
ちゅーるは体に悪いものではない
犬用ちゅーるは、量を守って適切に与えれば体に悪いものではありません。
犬が安全に食べられるようにしっかりと設計されており、危険な成分も含まれていません。
それに犬が猫用ちゅーるを食べてしまっても、深刻な問題が起きる可能性は低いです。
ただし、ちゅーるを与える際は注意が必要です。
適量を守り、主食の栄養バランスを崩さないように気をつければ、安全で楽しいおやつとして愛犬に喜ばれること間違いなしです。
でも体に悪いってよく聞くけどなんで?
こんな疑問について、次で紹介していきましょう。
ちゅーるが犬の体に悪いと言われる3つの理由
ちゅーるが犬の体に悪いと指摘される理由は主に以下の3つが挙げられます。
- 添加物の存在
- アレルギーリスク
- 高い依存性
順に解説しています。
理由① 添加物の存在
ちゅーるにはさまざまな添加物が含まれており、ワンちゃんの体に悪いとされています。
では実際にどんな添加物が含まれているか簡単に説明していきます。
食品添加物に分類されるもの
- 増粘剤(加工でん粉)
- 食品に粘度をつけるために使用される食品添加物
- 紅麹色素
- 食品に赤色を付ける目的で使用される天然食品由来の添加物
これらは食品添加物として分類されています。
次に紹介するのは添加物と間違われますが、分類上食品とされるものです。
食品として分類されているもの
- チキンエキス
- 鶏肉を煮出して濃縮した天然の調味料
- タンパク加水分解物
- 食品にうま味やコクを続けるために使用されるアミノ酸混合物
- 酵母エキス
- 酵母から抽出された天然由来の調味料
- 緑茶エキス
- 緑茶の葉から抽出された成分を濃縮したもの
- キトサン
- 健康食品や特定保健用食品に広く用いられる食物繊維
添加物は安全性が確認されたものだけが使用を許可されていますが、体に良いものではありません。
長期的に摂取されると健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、無添加のものを選ぶと安心でしょう。
理由② アレルギーリスク
犬によっては、ちゅーるに含まれる原材料でアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
与える前に成分表をよく確認し、皮膚のかゆみやアレルギーの兆候がないか注意しましょう。
初めてちゅーるを与える際は、少量を試してアレルギー反応が出ないか確認しましょう。
理由③ 依存性の影響
ちゅーるの強い味と香りは、犬に依存性を引き起こす可能性があります。
そのため、ちゅーるばかりを与えていると、食事を食べなくなるという問題が起こりかねません。
ちゅーるはあくまでおやつ。与えすぎず、バランスを考えて与えましょう。
では、なぜ犬がちゅーるに夢中になるのか、その理由についてもう少し深堀りしましょう。
なぜ犬はちゅーるに夢中になるの?
犬がちゅーるに夢中になる理由はいくつか考えられますが、主に以下の3点になります。
- 強い味と香りが犬を引きつける
- ペースト状で食べやすい
- 高齢犬や歯の弱い犬にも適している
犬がちゅーるに夢中になるのは、強い香りや味に加え、ペースト状で食べやすい点が挙げられます。
それにちゅーるに含まれる旨味成分のタンパク加水分解物や酵母エキスがワンちゃんの嗜好性を刺激します。
ちゅーるは、犬にとって美味しいだけでなく、食べやすい形状が魅力です。
次に、ちゅーるが健康に与える影響と問題点について見ていきます。
ちゅーるが問題?気をつけたい健康問題
ちゅーるを与える場合、気をつけたい健康問題があります。
- 下痢などの消化器系トラブル
- 肥満、歯周病
例として”wanちゅーる総合栄養食とりさみ”の成分値を見ながら説明していきます。
保証成分値
- たんぱく質:7.0%以上
- 脂質:1.0%以上
- 粗繊維:0.3%以下
- 灰分:1.3%以下
- 水分:91.0%以下
- カロリー:1本あたり約13kcal
下痢などの消化器系トラブル
ちゅーるは水分量が90%と高いため、食べすぎると下痢をする可能性があります。
犬にちゅーるを与えて下痢をした場合は、 数日間はちゅーるは控えましょう。
下痢が2〜3日続く場合は動物病院に行ってください
肥満、歯周病
ちゅーるはペーストタイプなので、歯垢が残りやすく歯周病のリスクが高くなります。
また、1本あたりのカロリーは13kcal程度ですが、1日の目安摂取量以上を食べてしまうとカロリーオーバーで肥満になる可能性があります。
食べたあとは歯磨きをして、与えすぎないように注意をしましょう。
知っておこう!ちゅーるを与えるときの4つの注意点
ちゅーるを安全に与える4つの注意点を詳しく紹介します。
- 1日の目安摂取量以内にする
- 腎臓が悪い犬には与えない
- 副食として使い栄養バランスを考える
- お皿に盛ってから与える
ちゅーるを安全に楽しむために、与える際の注意点をしっかり守りましょう。
1日の目安摂取量以内にする
いなばのWanちゅーるでは1日に4本以内とされています。
これはワンちゃんの1日に必要な総エネルギー量の約20%以内にあたる量を上限としているようですが、ワンちゃんの体重や年齢に応じて摂取量を調整する必要があります。
個人的な目安としては犬の1日に必要な総エネルギー量の10%以内、つまり1日1〜2本程度が望ましいと考えます。
ワンちゃんのエネルギー量(必要カロリー)とかよくわかりません。
以下の計算方法を使うと簡単にわかるよ。
1日に必要なエネルギー量(カロリー)の計算方法
① (体重×体重×体重)√√×70=愛犬の基礎カロリー(RER)
② 体重(kg)×30+70=愛犬の基礎カロリー(RER)
※①か②どちらかやりやすい方で計算してください。
RER×活動係数=1日の必要カロリー(DER)
おやつを食べるときはDERの10%以内のカロリーに抑えましょう。
過剰に与えると、肥満や健康問題を引き起こす可能性があるため、1日の目安量を必ず守り、過剰に与えないようにしましょう。
- 愛犬の必要カロリーを知っておく
- 与えすぎると肥満や健康問題の原因になる
腎臓が悪い犬には与えない
腎臓が悪いワンちゃんには与えない方が良いでしょう。
ちゅーるに含まれるタンパク質やリン、塩分が腎臓に負担をかけます。腎臓に問題がある場合は、獣医に相談した上で判断をしてください。
リンや塩分を制限した腎臓病用のちゅーるというものがあります。
獣医師に相談をして検討してみてください。
- 腎臓が悪い犬には与えない
- 腎臓病用のちゅーるがある
- 使用する場合は獣医師に相談
栄養バランスが偏らないよう補助的に使う
チュールは栄養補助食品なので、主食として使うべきではありません。
栄養バランスが偏らないためにも、ドッグフードがメインでちゅーるは補助的に使用しましょう。
ちゅーるだけでは必要な栄養素を十分に摂取できない
- ちゅーるはおやつやごはんのトッピングとして使う
- ちゅーるだけだと栄養バランスを崩す
- 過剰に与えないことが重要
お皿に盛ってから与える
ちゅーるを与えるときは、お皿に盛ることで誤飲のリスクを防ぐことができます。
そのまま与えると夢中になって、袋の切れ端を誤飲してしまう可能性があります。
誤飲しても便として排泄されますが、ちゅーるの切れ端で内臓を傷つけてしまう可能性があるので要注意です。
それに夢中になりすぎると飼い主さんの手をかじりついて怪我をすることも・・
- 袋をそのまま与えない
- お皿に盛ることで誤飲を防ぐ
- 誤飲に要注意
犬用ちゅーるのメリット・デメリット
犬用ちゅーるは多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
ちゅーるのメリットを最大限に生かし、デメリットを避けるためには、バランスの取れた与え方が大切です。
メリット
犬用ちゅーるには、飼い主にとっても犬にとっても多くのメリットがあります。
- トッピングしやすい
- 高い食いつき率
- 食欲不振でも食べれる
- 高齢犬や歯の弱い犬でも食べやすい
- 栄養補給や投薬に利用できる
- 水分補給になる
特に食いつきが良く、食欲不振時や薬の服用時など、様々な場面で 活用できるおやつです。
食欲が落ちたときや投薬が必要なとき、ちゅーるはとても便利なおやつです。
デメリット
一方で、ちゅーるにはいくつかのデメリットも存在します。
- 過剰摂取の可能性
- 栄養バランスの偏り
- 健康問題を引き起こすリスク
- 主食の代替にはならない
ちゅーるを与えすぎると、カロリーの過剰摂取による肥満や健康問題を引き起こす可能性があります。
また、ちゅーるばかりを与えると、必要な栄養素をバランスよく摂ることが難しくなります。
ちゅーるは主食の代わりにはなりません。副食としてバランスよく与えましょう。
もっと安心安全に! 犬用ちゅーるの賢い選び方
犬用ちゅーるを選ぶ際は、無添加のちゅーるがオススメです。
保存料や着色料が含まれていないため、アレルギー反応や健康リスクを最小限に抑えることができます。
それに安心して与えれますよね。
オススメは”yum yum yum!ジュレ仕立てシリーズ”です。
yum yum yum!ジュレ仕立て チキン
“yum yum yum! ジュレ仕立て” は、無添加であり、ジュレ状のトッピング商品です。トッピング以外でも、おやつとしても使えます。
味はチキン、かつお、馬肉の3種類でメインとなるお肉をふんだんに使い、かつお節としいたけ・昆布の合わせだしの香りで仕上げています。
食いつきの評価が高く、食欲が落ちたワンちゃんや高齢犬に人気の商品です。
チュール系は大好きで、こちらで商品を購入した際に、お試し用で入ってたのを与えたところ、飛びつく勢いでペロペロ。なので、購入しました。
GREEN DOG&CAT公式サイトより引用
ジュレなのでそのままでも食べれますし夏は冷凍、冬はスープとしても使えますよ。
- ヒューマングレードの原材料を使用
- 保存料・着色料・香料等の合成添加物は一切不使用
- かつお節としいたけ・昆布の合わせだしの香り
「yum yum yum! ジュレ仕立て チキン」は、人間の食事と同じ食材を使用し、 国内のペットフード工場で高い衛生基準のもと製造されています。
添加物を気にする方や、安全性を重視する飼い主さんにぴったりのおやつです。
犬用チュールに関するQ&A
- 毎日食べたら腎臓病や糖尿病になる?
-
ちゅーるを適切な量で与える限り、腎臓病や糖尿病のリスクが大きく高まることはありません。ただし、与えすぎには注意が必要です。
- 犬用ちゅーるは老犬に与えてもいい?
-
与えても問題はありません。しかし、老犬は代謝が低下しているため、カロリーの摂り過ぎや塩分過多にならないよう、与える量には注意をしましょう。
- ちゅーるは腎臓が悪い犬でも食べられる?
-
通常のちゅーるは控えましょう。
理由は、腎臓に負担をかけるリン、ナトリウム、タンパク質が多く含まれているからです。これらの成分を制限した腎臓病用のチュールが販売されているのでそちらを選んでください。まずは獣医師に相談をしてから購入するようにしましょう。
まとめ:愛犬の健康のために、チュールと上手につき合おう!
この記事では犬用チュールが体に悪いと言われる理由や与える際の注意について解説してきました。
最後にこの記事のまとめです。
- 犬用ちゅーるは、目安摂取量を守って与えれば問題ない
- 添加物が多いので無添加のちゅーるがおすすめ
- 腎臓が悪い犬には腎臓用チュールを選択する(獣医師に要相談)
- 強い味と香りが犬を引きつけるため、食欲アップに効果的
犬用ちゅーるは、1日の摂取目安量を守って与えれば体に悪いことはありません。
過剰に与えると健康リスクや、栄養バランスが偏るので注意が必要です。
ちゅーるに限らず適量を守って副食やおやつとして上手に活用していきましょう。
愛犬の健康状態に合わせて、獣医の指導を受けることも重要ですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。